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「 前歯、口もとを 治してほしい」 23歳 女性 治療期間22か月(上下顎前突症)
23歳の 女性です。
「 前歯の重なり、口もとを 治してほしい 」との事で来院されました。
前歯の重なりが 強い状態です。
前歯 4本のうち、2本が 反対になっています。
反対咬合の 傾向がある 症例です
前歯が前方に強く傾斜しています。
前歯の状態が 非常に気になるとの事でした。
横から見ると
上下ともに 前歯が傾き、かなり出ている状態です
なぜでしょう?
歯の1本、1本が標準のサイズよりも大き過ぎるため、ねじれて 重なり、
さらに 前に押し出されて 歯ならびが、前後に長くなっているためです。
通常より歯ならびが 前後に長い影響で、歯が前に出ています。
このため、口もとが出ています。
ここまで 口もとが出ていると、自然に口を閉じることが出来ません。
レントゲン写真を見てみると、
上下の歯が 前方に傾斜して、前に押し出されています。
E-ラインからも上下口唇が出てしまっています。
横顔を見てみると、
上下の口唇が 突出しています。歯によって唇が押し出されている影響です。
とくに下唇が 上唇よりも前に出てしまっています。
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
上下の口唇が前に出ているため、鼻が低く見えてしまいます。
もっさりとした「口もとを下げて欲しい」との事でした。
正面から見た時の、口もと(鼻の下、下唇)の出っ張り感も気になります。
口が閉じにくいですね
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
「口もとを スッキリ させたい」との事でした。
前歯の 段差や 重なりが 目立ちますね
(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)
反対に噛んでいる 歯がある影響で ”しゃくれ” ているようにも見えます
前歯の見た目が悪いので、歯を見せて笑いにくいとの事です。
「 前歯を キレイにしたい」との事です
叢生を伴う 上下顎前突症です
前歯の段差と 口もとを治すために上下顎左右の小臼歯抜歯を行い、前歯を後方に移動させました。
2022年1月29日にスタートして 、2024年1月13日に 終 了 しました。
治療期間は22か月でした。
小臼歯の抜歯を行ったことで 前歯が整い、上顎の前後的な距離が適正になりました。
上だけ注目されがちですが、下あごも前後的な距離が短くなり、適正な長さになりました。
上下の顎が適正な長さになった、この効果で上下の前歯が下がりました。
治療前後で前歯の傾斜がかなり改善しました。
レントゲン写真で確認しても上下の前歯は 大きく下がり、
前に飛び出していた上の前歯の傾きが正常化しました。
上下の口唇もかなり下がりました。
口もとの飛び出した感じもなくなり、鼻の下、下唇の形が整いました。
歯ならび が変化したことで、上下の口唇が大きく下がり、あごのラインが綺麗になりました。
口もと の出っ張り感が 解消され、自然に お口が閉じられるように なりました。
口もとが上下ともに下がった効果で、鼻が高くなったかのように見えますね。(実際の 鼻の高さは 変わりません)
”おとがい”の緊張感も解消し、口もとの ”もっさり感” が解消しました。
自然に口が閉じられるようになり、口もと(鼻の下、下唇)の出っ張っている感じが解消しました。
上下口唇の バランスが良くなりました。
口もとが 下がり、スッキリとした印象のお顔になりました。
前歯の 段差、重なりが 解消し 前歯が 整いました
前歯が キレイ に整い たいへんに満足され、喜ばれていました。
素敵な笑顔になりました! (#^.^#) 自信をもって思いっ切り笑ってください。
ありがたいことです。
23歳 女性 叢生を伴う 上下顎前突症 治療期間22か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上下顎第一小臼歯抜歯治療 参考治療費 約67万円(消費税込み73万円) (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2024年07月09日(火)
カテゴリー : 叢生[乱ぐい、八重歯]
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