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25歳 女性「 口ゴボ を治してほしい 」17か月(上下顎前突症)

25歳の 女性です
「 ”口ゴボ” を治してほしい 」との事で来院されました。

患者さんから ”口ゴボ” って聞くようになってからずいぶん経ちます。

語源もよく分からないし、不思議な言葉ですね。

さて、今回の患者さんです。

前歯に段差とねじれがありますが、正面から見るとそれほど前歯が出ているようには感じません。

ところが、横から見ると

口ゴボの原因

前歯が かなり出ています。 ”出っ歯” の状態です。

なぜでしょう?

歯の1本、1本が大き過ぎるため、前に押し出されて

口ゴボの原因

歯ならびが、前後に長くなっています。 通常よりかなり長いです。

この影響で ”出っ歯” になっています。

このため、口もとが出ていて、あごが 無いように見えてしまいます。

口ゴボ 治療前

かなり、口が閉じにくいそうです。

レントゲン写真を見てみると、

上下の歯が それぞれ前方に大きく傾斜して、前に押し出されています。

上の前歯の方向きも大きいですが、下の前歯もかなり、前に傾斜しています。

”口ゴボ” の原因はこの下の前歯の著しい傾斜です。

横顔を見てみると、

上下の口唇が 突出しています。歯によって唇が押し出されている影響です。

口ゴボ 治療前

(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)

あごが 無い状態です。

上下の口唇が前に飛び出しているため、鼻が低く見えてしまいます。

典型的な ”口ゴボ” の状態ですね。

正面から見た時の、口もとの出っ張り感も気になります。

口ゴボ 治療前

(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)

力を入れないと、口が閉じられません。 歯が見えてしまいます。

前歯の傾きが 大きいため、口もと(鼻の下、下唇)が出っ張っています。

力を入れないと 口が閉じられないために、”おとがい”(顎の部分)に緊張感が出てしまいます。

「口もとを下げたい、”口ゴボ”を 直してほしい」との事でした。

前歯のねじれと 傾きによって、口もとがゆがんで見えてしまいます。

出っ歯 治療前

(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)

前歯の 傾きと、ねじれが 気になって 歯を見せて笑いにくいとの事です。

「”出っ歯”感と ゆがみを治してほしい」との事です。

口ゴボ治療前

捻転、叢生を伴う 上下顎前突症です

口ゴボ治療中

”口ゴボ”と、”出っ歯”を治すために上下顎左右の小臼歯抜歯を行い、前歯を後方に移動させました。

2021年の2月6日にスタートして 、2022年の6月4日に 終 了 しました。

口ゴボ治療後

治療期間は17か月でした。

口ゴボの原因

抜歯を行ったことで、前歯が下がり、上顎の前後的な距離が適正になりました。

口ゴボの原因

同じように 下あごも、抜歯を行った移動により前後的な距離が短くなり、適正な長さになりました。

口ゴボ 治療前後

上下の顎が適正な長さになった、この効果で上下の前歯が下がりました。

治療前後で前歯の傾斜がかなり改善しました。

レントゲン写真で確認しても上下の前歯は 大きく下がり、

前に飛び出していた上下の前歯の傾きが正常化しました。

上下の口唇もかなり下がりました。

口ゴボ 治療前後

口もとの飛び出した感じもなくなり、鼻の下、下唇の形が整いました。

おとがい(あご)のシワもなくなりました。

口ゴボ 治療後

歯ならび が変化したことで、口唇が大きく変化しました。

口ゴボ 前後比較

上下の口唇が大きく下がり、あごのラインが綺麗になりました。(あごが できました。)

口もと の出っ張り感が 解消され、自然に お口が閉じられるように なりました。

口もとが上下ともに下がった効果で、鼻が高くなったかのように見えますね。(鼻の高さは変わりません)

”おとがい”の緊張感も解消し、口もとの ”もっさり感” が解消しました。

口ゴボ 治療後

自然に口が閉じられるようになり、

口ゴボ 前後比較

口もとが 下がり、スッキリとした印象のお顔になりました。

口角も綺麗に上がるようになりました。

出っ歯 治療後

前歯の ねじれと ゆがみは解消し、綺麗に整いました。

出っ歯 治療前後

スマイルラインが綺麗になりました。

素敵な笑顔になりました! (#^.^#) 自信をもって思いっ切り笑ってください。

ありがたいことです。

25歳 女性 叢生を伴う 上下顎前突症 治療期間17か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上下顎第一小臼歯抜歯治療 参考治療費 約67万円(消費税込み73万円) (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。


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