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23歳 女性「 口もと を下げたい 」( 上下顎前突症 )

23歳の 女性です。
「 口もとを 下げたい 」との事で来院されました。

正面から見ても 前歯が出ているようにはみえません。
歯ならびは良さそうにも見えますね。

しかし、横からみると 上下の前歯が出ています。

この影響で 口もとが出ています。

自然に口が閉じられず、閉じようとすると下唇が前に出てしまいます。

”おとがい”(顎の部分)に”ウメボシ”のような緊張感が出てしまいます。

この横顔の 原因は 歯です(歯ならび)。

歯ならびは縦に長く 形も尖っています。

レントゲン写真で見ると 上下の前歯が 前方に傾斜して、押し出されています

前歯の傾きが 大きいため、口もとが出っ張っています。

(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)

口もとの ”もっさり” とした感じを 「何とかしたい」との事でした。

お口を閉じにくいそうです。

力を入れないと完全に口が閉じられず、いつも歯が見えてしまいます。

横顔をみると 上下の口唇が 突出しています。

(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)

とくに下唇がめくれるように 前に出ています。歯(歯ならび)の影響です。

”出っ歯”感が 気になって 歯を見せて笑いにくいとの事です。

(お顔の写真の使用にはご本人の承諾を頂いています)

思いっ切り笑えず、笑う時には口で手元を隠してしまいます。

叢生を伴う 上下顎前突症です。

口もとを下げたいとの事で 上下左右の小臼歯抜歯を行い 前歯を後方に移動させました。

2019年の5月8日にスタートして 、2021年の5月12日に 終 了 しました。

治療期間は24か月でした。

歯根(歯の根っこ)がたいへん長い患者さんで、思ったよりも期間が長くかかりました。

(根っこが長いのは良い事なんですが)

抜歯を行ったことで、上顎の前後的な距離が短くなりました。

もちろん、下顎の前後的な距離も短くなりました。

この効果で上下の前歯が下がりました。

矯正治療の結果、上下の前歯は 大きく下がりました。

歯ならび が変化したことで、口唇が大きく変化しました。

とくに下唇が大きく下がりました。

前歯が下がったことで、上下の口唇がずいぶんと下がりました。

口もと の出っ張り感も 解消されました。

お口が閉じやすくなったそうです。”おとがい”の緊張感が解消しました。

口もとの ”もっさり感” が解消しました。


口もとが 下がり、スッキリとした印象のお顔になりました。

前歯の傾きによる ”出っ歯感” が 解消しました。

素敵な笑顔になりました! (#^.^#) 自信をもって思いっ切り笑ってください。

ありがたいことです。

23歳 女性 叢生を伴う 上下顎前突症 治療期間24か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上下顎第一小臼歯抜歯治療 参考治療費 約67万円(消費税込み73万円) (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。


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