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12歳 男性 「口もとを 下げてほしい」 上下顎前突症

12歳の 男性です。
母親より「口もとが出ていて とても気になるので 下げてほしい」との事で来院されました。

正面から見ると ”八重歯” に目がいきますが、

(お顔の写真の使用にはご本人と保護者の承諾を頂いています)

問題点はそこだけではありません。

横からみると ずいぶんと 歯が前に傾いて 出ています。

母親に 話を お聴きすると、小さいころから 口もとが出ていたけれど

最近になって、さらに 口もとが出てきた感じがするとの事。

レントゲン写真で見ても 上下の前歯が 前方に傾斜して、唇を押し出しています。

このため、上下の口唇が エステティックラインからずいぶんと突出しています。

(お顔の写真の使用にはご本人と保護者の承諾を頂いています)

前歯の傾きが 著しいために、口が完全に閉じられません。

口を閉じても 歯が見えてしまいます。

力を入れて口を閉じようとすると下顎に緊張感(ウメボシ)が出てしまいます。

(お顔の写真の使用にはご本人と保護者の承諾を頂いています)

口もとの”もっさり感” がとても気になって。。。母親はずっと悩んでいたとの事です。

とにかく、口もとを下げてほしいとの事でした。

叢生を伴う 上顎前突症です

「できるかぎり 口もとを下げてほしい」との事で上下左右の 小臼歯抜歯を行い 前歯を後方に移動させました。

中学受験が終わったタイミングで治療開始しました。(合格おめでとうございます!)

2019年3月27日にスタートして 2020年12月12日に終了しました。

治療期間は 21か月でした。

抜歯を行ったことで、上下の前歯が大きく下がりました。

矯正治療の結果、上下の前歯は 大きく下がり、唇も下がりました。

口唇は、エステティックラインに近いところまで下がりました。

口もと の出っ張り感も 改善されました。

口が完全に閉じられるようになりました。

口もとの ”もっさり感” は解消されました。

顎にできていた緊張感もなくなり、すっきりとした口もとになりました。

素敵な笑顔になりました! (#^.^#)

ありがたいことです。

12歳 男性 叢生を伴う 上下顎前突症 治療期間21か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上下顎第一小臼歯抜歯治療 参考治療費 約68万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。


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