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24歳 女性 「八重歯と前歯の 出っ張りを治したい」 ( 抜歯 上顎前突症 )
24歳の女性です。
「八重歯と前歯の 出っ張りを治したい」との事で来院されました。
左上の犬歯が歯列から完全にはじき出されて思いっ切り八重歯になっています。
八重歯に目が行きがちですが。。
上の前歯も突出しています。(出っ歯です)
(お顔の写真の使用には患者さんの承諾を頂いています)
あと、鋭い方はお気づきだと思われますが上の歯の正中が著しく偏位しています。
顔面の正中に対して歯並びが左側へ大きくズレています。
難しく言うと 正中偏位、叢生(八重歯)を伴う上顎前突症です。
大昔の日本には「八重歯が可愛い」という特異な文化がありましたが、もはや都市伝説です。
特に海外だと「ドラキュラの歯」という事で忌み嫌われています。
面と向かって「君はどうしてその歯並びを治さないんだ?」って聞かれるそうです。
スミマセン。。 脱線しました (;^ω^)
上の歯を抜歯して、その空隙を利用して八重歯、出っ張りを解消しました。
正中偏位の場合は治療て順に工夫が必要です。
この症例も中心のズレがあったので、あえて時間差での抜歯を行いました。
2015年の11月24日にスタートして 2017年の9月20日に終 了
治療期間 22か月です。
矯正治療によって、口もとは綺麗に下がり、八重歯は跡形も無くなりました。
中心も一致して、素敵な笑顔になりました! (#^.^#)
ありがたいことです。
24歳 女性 犬歯の突出を伴う叢生 治療期間22か月 唇側矯正装置(ホワイトワイヤー)を使用した上顎小臼歯抜歯治療 参考治療費 約66万円 (精密検査から終了まで) 矯正治療に伴う副作用の歯肉退縮、知覚過敏、失活、歯根吸収などは認められませんでした。
投稿日 : 2017年11月11日(土)
カテゴリー : 上顎前突症[出っ歯]
インビザラインってどうなの?
インビザラインシステム(透明なマウスピース装置による矯正治療システム)について
色々と聴かれることが多くなってきました。
”みやび”で矯正治療をされている方の半数は成人の方ですが、
最近では矯正治療を希望される成人の方の4割くらいが インビザライン装置を選択されています。
”みやび”では全ての方に白いワイヤー を使用しています。 ⇐ 左の写真
インビザライン装置を装着したところです。 ⇐ 右の写真
インビザラインシステムってなに?
インビザラインシステムは透明なアライナー(マウスピース)を
使用した新しい装置、全く新しい概念に基づく治療システムです。
受診のたびに、治療の進行状況を確認し、計画に沿った処置を行い、
新しいマウスピースを受け取ります。
外見上はワイヤーからマウスピースに変わっただけに見えます。
もちろん治療のゴールや治療目標はワイヤーもインビザラインシステムも同じです。
ただし、症例に対する考え方、治療メカニズム、治療の手順、
治療計画もワイヤーを用いた治療とは全く違ってきます。
インビザラインシステムの得意なコトってなに?
ワイヤーを用いた装置よりも苦手とする移動もあれば、得意な移動もあります。
もちろん、魔法の装置ではありませんので適応困難な症例もあります。
それでも経験上かなりの歯の移動は達成可能です。
「こんな装置で治るの!?」って患者さんが言った症例でも綺麗に治ります。
特に歯を抜かない症例の治療は得意としています。
46歳 女性 治療前 治療後
57歳 男性 治療前 治療後
反面、移動量の多い症例は苦手です。
例えば、口元を大きく下げたいとか、ズレが大きい症例の場合は他の装置の方が望ましい場合もあります。
その欠点をカバーするために他の装置で移動してからインビザラインシステムに移行する場合もあります。
上顎前突症 抜歯症例 反対咬合などのズレが大きい症例
誰がインビザラインシステムを選択しているのか?
では、どんな方がインビザラインシステムを選択しているのでしょうか?
”みやび”でインビザライン治療を受けている方で一番多いのが医療関係の方です。
特に看護師さんや介護士の方などが多いです。
あと、営業の方も多いですし、その他にも学校の先生や受付の方など
不特定多数の方とお話をする事をお仕事とされている方が多いと感じています。
もちろん、学生さんや主婦の方、子育て中の方などもいます。
インビザライン装置の治療って何するの?
インビザラインで治療中の患者さんは何をするのでしょうか?
アライナーと呼ばれる透明なマウスピース装置を装着します。
お食事や歯磨き以外の 18時間 ~ 22時間 の装着が必要です。
最初は少し抵抗があるマウスピースが ピッタリと入るようになったら、
次のマウスピースに進んでください。
通常は10日前後で新しいマウスピースに 交換して歯を移動させていきます。
なぜ、インビザラインシステムなのか?
インビザラインシステムの最大の特徴は取り外しが可能なことです。
その他の装置では患者さん自身での取り外しが出来ませんので、
取り外し可能という特徴が、インビザラインシステムの最大の利点だと思っています。
透明なアライナーを取り外すと、歯の表面にはゴマ粒くらいの アタッチメントしか残りません。
ワイヤーを使用した装置と比較できないほど快適です。
歯と同じ色調の樹脂で造られたアタッチメントは歯の色調と同化して 誰からも見えません。
左側写真 ⇒ 透明な装置と白いワイヤーの オーダーメイド装置です。
右側写真 ⇒ 8本の歯に9個のアタッチメントが 接着されています。
快適性 インビザラインシステムの最大の特徴
人の目が気にならないので、快適です。
インビザライン装置のメリットは、装置がほとんど見えないことです。
装着する前と装着した後を見比べても、先入観を持って見なければ矯正治療を受けている事がわかりません。
相手に伝えない限り、治療を受けていることに気づかれないでしょう。
営業や受付のお仕事をされている方から支持されている最大の理由です。
30代 女性 看護師の方
左側 ⇒ インビザライン装置装着前 右側 ⇒ インビザライン装着後
矯正治療中の痛みが少なくて、快適です。
インビザラインシステムでは、計算された段階的な移動を行いますので
ワイヤーを使用した装置と比べると痛みは格段に少ないと実感しています。
食事が矯正治療前と同じように楽しめ、快適です。
ワイヤーを用いた装置では、食べにくい食品や装置に絡みついてしまう不快な食品があります。
インビザライン装置は取り外しが可能なので、矯正治療を始める前と変わらない食事を楽しめます。
季節の美味しいものを食べるのが趣味という方からの圧倒的な支持を得ています。
装置による口内炎やトラブルがほとんど無いため、快適です。
ワイヤーを用いた矯正装置によるトラブルとして 矯正装置の脱離、ワイヤーの変形など装置の壊れがまれにあります。
インビザラインシステムの場合は一体型の透明マウスピース装置ですので、 それらのトラブルがありません。
また、矯正装置やワイヤーの粘膜への刺激によって 口内炎が起こることがあります。
装置を装着してから日が浅い時にしばしば起こる悩ましい問題です。
インビザラインシステムの場合は口内炎の悩みは起こりません。
口腔ケアが簡単に行え、快適です。
ワイヤーを用いた装置では 複雑な装置の構造上、歯磨きが難しいです。
インビザラインシステムは装置を取り外せるので、歯磨きやフロスも矯正治療前と同じように行えます。
虫歯になりやすい方や歯周病に気を付けたい方にも最適です。
矯正治療とホワイトニングを同時に行いたい欲ばりな方にも
インビザライン装置の内面にホワイトニング剤を入れる事で、 ホワイトニングも同時に出来ます。
歯の色も気になるし・・・ 歯並びも気になるし・・・という方に最適です。
少しずつ歯並びも綺麗に、歯の色も白く、素敵な笑顔へと近づいて行きます。
通院間隔が長いので忙しい方にも
ワイヤーを用いた装置の場合はおよそ1か月毎の通院が必要となりますが、 インビザラインシステムの場合はおよそ2か月に1度の通院です。
お仕事などで忙しい方にも適しています。
人生には晴れ舞台がたくさんあるから
卒業式、成人式、入社式、結婚式、お宮参り、お子さんの行事など
人生にはたくさんの晴れ舞台があります。
ワイヤー矯正の場合、タイミングを少し考えてしまうものです。
インビザラインなら、あなたの始めたい時からスタートできます。
いかがでしたでしょうか?
インビザラインについて興味がわきましたか?
あなたもインビザラインシステムで 新しい自分に出会ってみませんか?
投稿日 : 2017年11月04日(土)
カテゴリー : お知らせ